[登山]3泊4日で行く北アルプス最奥部周回 Day2 薬師峠キャンプ場から北ノ俣岳を経由し黒部五郎岳へ

一泊二日以上

2日目の山行記録になります。
初日はこちらです。

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二日目の行程

Day2:薬師峠キャンプ場(6:15)→太郎山(6:50)→北ノ俣岳(8:50)→赤木岳(9:45)→中俣乗越(10:30)→黒部五郎岳(13:00)→黒部五郎小舎(15:31)

朝ゆっくり薬師峠キャンプ場を出発する

午前6時、薬師峠キャンプ場を出発しました。二日目の宿泊地は黒部五郎小舎のテント場なのですが、完全予約制で予約済みのため、急いで行く必要はありません。そのためゆっくり出発します。

一番早い方で午前3時にはテントを撤収し、出発されていました。
その際に鈴を鳴らしたり、大きな声で会話したり、テントにライトを向けたりする人が多く、ちょっと、、、
物音とかはいいんです。仕方ないんです。でも早朝のテント場で鈴を鳴らさんでくれ、、、あと会話も小さめの声で、、、

まずは太郎平に向かうのですが、朝の景色はガスが多めでとって綺麗です。槍ヶ岳がちょこんと。

昨日通った道を少しだけ戻ります。昨日も思ったのですが、ここの木道は歩いていてとても気持ちがいいです。朝からこの道は最高。

昨日のお昼はたくさんの登山者で賑わっていましたが、朝は閑散としています。静かでいい。

まずは北ノ俣岳に向けて稜線歩き

段々とガスが増えてきましたが、景色はずっと綺麗。なんども足を止めて見惚れてしまいました。

このガスに包まれた薬師岳がたまらんです。景色最高か?

これから向かう北の俣岳方面。それなりに登りますが、この景色を見ながらなので初日の疲労感はぶっ飛びました。

太郎山の山頂へは少しそれます。

分岐の場所からおよそ2分。登りも下りもほぼなし。らくちんでした。

最終日に雲ノ平から帰ってくる時の道も見えます。まだ見ぬ雲ノ平。どんな所なんだろう?

2日目はコースタイム的にも余裕があるので、風景を楽しみながら行こうと思います。
写真好きとしては足を止めて撮らずにはいられない景色でした。

結構登ってきたなーと振り返ると薬師岳はすっかりガスが晴れていました。今朝登った人はいい景色がみれたかな?

二日目にして薬師岳は登るよりみる山だと個人的には感じました。この大きな山容は好きかも。

ここからはなだらかな道が続きます。霧ヶ峰に行った時も思ったのですが、こういうのどかな風景をみると馬に乗って走りたくなります笑(馬に乗ったことないですが)

富山市方面は一面雲海!!!
今日折立から入って薬師岳に行く大の字はもう登り始めてるかな〜。大の字との合流は3日目の雲の平。

8時50分、北ノ俣岳に到着!テント場からおよそ2時間50分でした。序盤に写真撮影に夢中になってしまい、CTよりオーバーしてしまいましたね、、、

今日のピークの黒部五郎岳へ

あの、北ノ俣岳からのこの景色やばくないですか?(語彙力)
奥に御嶽山、手前に乗鞍岳です。
雲海が山の間を埋めるようにあり、手前のピークに登山者。この景色は本当に鳥肌が立ちました。

さて、気を取り直して奥に見える黒部五郎岳に向かいます。あそこまではアップダウンを繰り返しながら進みます。このアップダウンが思いの外辛かった、、、

途中にある赤木岳はゴツゴツした岩の山でした。テント泊装備でよっこしょぉ!と言いながら大きな岩を登っていきますが、山頂はちょっとだけルートから逸れた所だったので、寄りませんでした。

黒部五郎岳は岩がゴロゴロしていることから名前が付けられたそうですが、遠目でみる分には両側に広がる山容で優しい雰囲気を感じます。

再度、薬師岳。昨日登ったとは思えないほど遠くに見えました。昨日登った山が少しづつ遠くへ…

さて、いよいよ黒部五郎岳に向けて登っていきます。この頃から段々と山頂がガスに包まれていきました。山頂に着く頃には晴れてくれるかな?

山頂に近くにつれて一面真っ白になってきました。15kgほどあるザックを背負ってテント場から5時間歩き通し。ここまで幾度となくアップダウンを乗り越えてきましたが、体力的にかなりキツくペースが全然上がりませんでした…

パーティーメンバー2人はまだまだ元気のようで、申し訳ないので先に行ってもらいました。すぐにガスの向こう側に消えた2人。一人で来ていたら座り込んでいたであろう疲労感。一度止まったら次の歩き出しがキツイので、どれだけゆっくりでもいいから一歩一歩止まることなく進みました。登っている時は本当にキツくて、肩が痛くてザックを投げ捨てたくなるし寂しくて涙が出てきそうになりました。「止まるな止まるな、ゆっくりでいいから一歩一歩進め」と自身に言い聞かせながら…

ようやく肩に到着

13時前にようやく肩に到着!!テント場から7時間、北ノ俣岳から4時間。かなり時間がかかってしまった…
山頂に行くにはここにザックをデポして行きます。ザックを下ろした瞬間羽が生えたように体が軽い〜!

山頂方面はガスが晴れそうな気がしてきた。

黒部五郎のカール。木曽駒のカールも綺麗だったけど、こちらは自分の足でここまで来たということもあり、感動の景色です。本当に綺麗…

こちらは山頂から続く波線ルートの稜線です。上級者向けのルートとなっています。どんなルートか気になるなー

肩で少し休憩をしていたら、晴れてきたの急いで山頂へ。

山頂までの道はゴロゴロとした岩の道で、黒部五郎の名の意味を体感できました。

とーちゃく!!

ガスが多めだけど、山頂からみるカールの景色が本当にいい…
必死に登ってきて本当によかった〜、これだから登山はいいんだよね笑

今日の宿泊地の黒部五郎小舎。望遠で撮影してこのサイズです、まだ距離はあります。

山頂を楽しんだので今日のテント場へ

山頂を満喫したので、カールを下っていきます。ここの下りはガレている上に急なので、落石させないように注意して下っていきました。この絶景を見ながらなので注意散漫になってしまいますが、下には人がいるので、本当に落石だけは要注意。

さっきまでいた山頂。北ノ俣岳からは優しい山容でしたが、こちら側は荒々しい雰囲気があります。

カール内は大きな岩が点在しています。ここの景色はすっごくいいので、黒部五郎だけは薬師峠からのピストンではなく、絶対にこちら側に下った方がいいです。まだ行かれたことのない方は是非こちら側に。

所々綺麗な川が流れていました。そのまま飲めそうなほど綺麗ですが、メンバーの一人曰く、「綺麗に見えても草木などのゴミや動物の糞が混じってるからそのまま飲むのはダメだよ」と。実際にコップにすくってみましたが、確かにゴミが多め。濾過する道具を持ってきて飲んでみたいな〜

樹林帯に入る前に振り返ってカールの見納めです。何度も言うようで申し訳ないのですが、ここのカールは本当にいい所でした。歩く所歩く所が絶景&秘境なので、感動すること間違いなしです。

この樹林帯は景色があまりないので、感情を無にして淡々と小屋に進みます。

チラッと見えた雲ノ平山荘。あそこが「日本最後の秘境」か…

徐々に山荘が見えてきました!カールからここまで想像以上に長かった…

黒部五郎小舎

15時半に小屋にとーちゃく!
山頂から2時間以上かかってしまいました。CTよりも1時間以上かかっていますが、朝から景色がよく撮影に時間を割いていました。テント場の予約をしてあるからこその余裕です。
テント場争奪戦の場合は、早く着けるは死活問題です。この日の三俣山荘のテント場は大混雑だったそう…

山荘の奥の方にテント場があります。先行しているパーティーメンバーが受付もしてくれているので、そのままテント場へ。あ、稜線コースもこっちなんだ。

いくつかの注意事項。野生動物を寄せつけないために、ゴミの処理だけはきちんとしましょう。

完全予約制&予約数を絞っているため、テント場は広々と使えました。

テントを張ったら、バッチを買いに小屋へ。

小屋の中は宿泊の人のみ。休憩の人やテントの人はNGでした。ちなみにご飯の提供は15時までのため、間に合いませんでした。今日も自炊しよう。

トイレと水場は小屋の裏側にありました。

グッズ類は、バンダナ・Tシャツ・バッチです。私はバッチだけ購入。バンダナって買ってもそんなに使わないんだよな〜、Tシャツはデザイン次第。
あとジュースを買おうと思ったのですが、まさかのコーラがない!!!!!!
山に入って2日、まだ一度もコーラを飲んでいません。体がコーラを欲しているのに〜〜〜
まぁ無いものに文句を垂れても仕方がないので、トロピカーナのオレンジを買いました。オレンジジュースうまいな。

今日の夜ご飯は味噌ラーメン。パスタよりラーメンの方が美味しい。乾燥野菜を入れることで彩もグッド。でもタンパク質が足りんなー

あ〜、自分もウィンナーを持ってくればよかった〜

ご飯を食べていると段々とガスに包まれていきました。今夜も星はダメか…

テント場とトイレが離れているので、寝る前に行っておきます。夜起きていくのはちょっとハードルが高い距離でした。あと足場も悪いので意識がしっかりしているうちに行くのがおすすめです。

2日目が終了しました。

早朝はガスがかかった薬師岳が見応え抜群、北ノ俣岳方向にかかっているガスもいい感じ。既にここが秘境では?と大興奮でした。
黒部五郎への登りは心が折れるかと思うほど辛く辛く苦しかったです。でも山頂からのカールやカール内の景色にとても感動しました。この景色を見れるからどんなに辛くても頑張れる。登山ってそんなところがいいですよね。カール内でお昼寝をするレベルでもっとゆっくりしたかったです。次に行く時はここで時間をたくさん使おうっと。

さて、3日目は三俣蓮華・鷲羽岳・水晶岳・雲ノ平と盛り沢山の日で朝は4時に出発します。山は3日目から覚醒するらしいですが、疲労が蓄積するのは間違いありません。少しでも疲労を回復させたいので、早めに寝ます。それではまた3日目をお楽しみに。

3日目に続く…

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